ライブが3月17日に決定!

おうみパーカッション・ワークショップのライブが3月17日に決定しました。

昨年は1月に行なわれたライブ、外は凍える中、会場は熱気にあふれていたことを思い出します。暖かい飲み物を飲みつつ、皆さん、自然と身体も動いて、楽しかったなあ。今年は、少し春めく3月半ばに開かれることになりました。

いつもサンバを教えにきてくれる大阪のヂスペルタドールの皆さんの演奏に、ブラジル人の子どもたち、東近江市の地元の皆さん、圏外の人たちも一緒に参加して楽しみます。詳細が決まり次第、またお知らせします!


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『ブラジルから来たおじいちゃん』DVD盤面です!

『ブラジルから来たおじいちゃん』DVDの盤面デザインができあがりました。蛇谷りえさんのイラストを丸い盤面のスペースの中で最大限に生かしたものです。伸びやかで楽しい感じ。とても気に入っています。デザイナーの奥野尚子さん、ありがとうございます。

DVD完成まであとひと息。字幕も見やすくかつ映像の邪魔にならないものを新たにつけています。さっそく予約も入ってきました。多くの皆さんにお届けできるようにお声がけしていきます。


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3年目になったパーカション・ワークショップ

おうみパーカッション・ワークショップは今年で3年目。認知度が上がり、地域の様々なお祭りやイベントにひっぱりだこになってきました。それは地元の皆さんが熱心に運営してくださっている賜物です。

そして、なによりもブラジル人の子どもたちの中に、パーカッションの演奏にとても熱心な子が出てきて、子どもたちだけのグループの可能性も見えてきました。今までは、大阪のサンバ・チーム、ヂスペルタドールから楽器をお借りしていましたが、自分たちの楽器をという気運も生まれています。課題はたくさんありますが、少しずつ前に進んでいます。忙しい方たちにも関わらず、地元のメンバーがこのワークショップを楽しみつつ進めてくださっているのが本当にありがたいです。ヂスペルタドールの皆さんも特別な思い入れを持って、取り組んでくださっています。

以前、教育支援をしている日系ブラジル人の方がそういう場を作るには、「何年もの時間がかかるんですよ」と私たちにアドバイスを下さったことが新たに思い起こされてきます。地域に根ざすには、時間がかかる。でも、着実に広まっているという実感があります。

今年はどう展開させていくのか、私も皆さんと一緒に考え、取り組んでいきます。また、これまでワークショップの様子を撮影してきていますが、今年はこれをまとめる方向に向かえればと思います。


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ひと味違った新年会

今日は、知り合いの方たちが催された原発事故から避難してきた親子のための新年会にうかがってきました。

戦前に立てられた洋館での集まり。主催者の方が有機農法で育てられたお野菜でできたおせち料理やプリンとお汁粉のおやつも供され、お腹も心もほっこり。子どもたちのお絵描きタイムや不思議なトランペット隊の演奏、絵本の読み聞かせもありました。

また、物理学者の方が放射性物質の危険性についてお話してくださいました。大手の新聞に掲載されていた、放射性物質の体への影響についての記事が、誤解を招くようなものであることを指摘されました。自然界にある放射性物質カリウムと、セシウムでは人間への危険性はまったく異なるということです。カリウムは体内に留まらず流れ出ていくが、セシウムは留まってしまうので危ないとのこと。その記事を読んでまさに疑問に思っていた点に答えをいただき、胸がすっきり。

あと、年配者は放射性物質を食べてもそう害がないというのも 、本当ではないとのこと。これもやっぱりと思いました。

お隣に座られた、千葉から避難されてきた、赤ちゃんをだっこされたお母さんとお話をしました。居住している地域で高い濃度の放射性物質が測定され、とてもいられないと、思い切って出てきたとのことでした。 若いお母さんの勇気ある決断に拍手。真っ赤なほっぺの赤ちゃんは行動的。元気な子に育ってね!

こういった集まりに、機会があれば、また参加したいです。


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あけましておめでとうございます

旧年中はお世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は地震、津波、原発事故が起こり、人間と自然の関わりについて深く考えさせられました。個人的にも生活の仕方を変えようといろいろな試みをはじめています。また、国の対応、マスコミ報道に大きな疑問が残りました。

そんなことを考えつつ、『ブラジルから来たおじいちゃん』の上映を続けると同時に、オルターナティブ・メディアのリサーチを進めてきました。今年は『ブラジルから来たおじいちゃん』のDVDを皆さんにお届けすること、新たに教育の場で若い人たちにドキュメンタリーを通して考えることを教えることを新たな仕事としたいと思っています。引き続きオルターナティブメディアの研究、滋賀での撮影を続けます。

厳しい時代に希望を自ら見いだして、ひたむきに生き抜かれた紺野さんの姿が、今年もお手本です。

最後になりましたが、今も避難生活を送られている方たち、被災された方たちの暮らしが少しでも改善される一年となりますように。


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