この7月6日、現在、メキシコから東京の大学での研究のために来日されているモニカさんが京都に来てくれました。彼女は、南アフリカのアパルトヘイト運動の中での女性を研究されています。

今回、日本の大学でもジェンダーの授業をされ、『ルッキング・フォー・フミコ』を使ってくださいました。当時の映像を見て、みんな大変な刺激を受け、ディスカッションが大いに盛り上がったとのことです。

京都にわざわざ来てくださったのは、フミコのDVDを直接私から手に入れ、会ってお話したいからという理由からでした。ほんの1時間半くらいの短い間でしたが、様々な話題で思わず話し込みました。

私は、フミコを製作、当初の配給を終えた後、メキシコに行き、次のプロジェクトに取りかかっていたが、怪我をして、帰国し、その後、機会を失っているという話をしました。すると、彼女はぜひその同じプロジェクトを再開するようにと大いに激励してくれました。

このプロジェクトは、持続可能な社会についてのヒントを与えてくれる、メキシコのある地域についてのもので、今の時代にますます意義があるように思います。当時、お世話になった人たちにも、その後のごたごたでご無沙汰したままですし、製作環境も鑑みると本当に再開できるかどうかはわかりませんが、なんらかの形にしたいと思うようになっています。

新たに良い刺激をくださったモニカさんに感謝です。