昨日は三重にうかがいました。ここのブラジル人学校では、ポルトガル語の授業の他に日本語の授業も週に6時間しており、加えて放課後には、日本の公立小学校に行っている子供たちにポルトガル語の授業をしています。

ブラジル人学校に行っていれば日本語がわからないし、日本の学校に行けば母語であるポルトガル語ができないという問題を制作、上映活動をする中で見聞きしてきました。その問題解決がここで始められています。

お話をうかがってみると、その地域の行政の方と学校側の連携で出来上がったという事。やる気のある方たちがそれぞれの場所にいればそれなりに可能なのだということがわかりました。こういう取り組みが各地で広がっていけば、日本語、ポルトガル語のバイリンガルの子供たちがどんどん育っていきます。子供たちにとっても、日本の将来にとっても希望をもたらすこの取り組み、どしどし広めていってほしいです。