先日、上映した大阪の小学校で、映画を見てくれた5年生の生徒たちが全校集会で今回学んだブラジルについて発表をするというので、行ってきました。子供たちは、担当の先生が書いたシナリオを元に演劇仕立てで、成果を発表しました。放課後帰りの3人の子供たちが道路の穴に落ちて気がついたら、なんとリオデジャネイロにいたという設定。そこで日系の子供たちに出会って、リオを見て歩き、また、アマゾンも訪ねて、ブラジルについて学ぶという設定です。

実際にサンバの演奏があったり、カポエイラの実演まであって、カラフルで見ていた他の学年の子供たちも先生も楽しく鑑賞しました。最後にはポルトガル語で「イパネマの娘」を歌ってくれました。

先日の上映の感想をこの機会にもらいましたが、たくさんの子供たちが、紺野さんがとてもやさしかった、そんな風に自分もなりたい、おじいちゃんに会いたかった等と書いてくれました。子供たちの心にそんな風に響いたこと、とてもうれしく思っています。

今回、この授業をなさった先生はブラジルの日本人学校で教えた敬虔のある方です。そういう経験のない先生にも手軽に授業で使っていただけるような形を作っていきたいと考えています。いろいろな方に協力していただいて、面白いものにしていきたいと思います。