私の前作、「ルッキング・フォー・フミコ」の3月14日の無料上映会のお知らせです。女性と仕事をテーマにした集まりの一環として上映されます。本当に久しぶりの16ミリ上映です。これまでお見逃しの皆様ぜひこの機会にご覧ください。お茶とお菓子の出る交流会もあります! 会場の皆さんとざっくばらんに話せるような場を作りたいと願っています。若いお友達にも声をかけています。

なお、無料の集まりですが、事前にメイル等での申し込みが必要ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

栗原奈名子

詳しくは追記を!

100年に1度といわれる経済状況、そうした中で女性たちが社会の中でキャリアを築いていこうとしても非常に厳しい環境下になってきています。このような背景を受けて、これから社会に巣立つ女子学生、既に社会で奮闘しているOG、家庭から再就職を模索している女性などに対して、「キャリアは自分が描いていくもの、あきらめない」というメッセージを送るためのフォーラムです。キャリアとは「どう生きるか」であり、単に仕事に就くことや社会的地位を得ることだけでもありません。今、家族との関係も含めて、自分が自分らしくキャリアを築いていくために大切にしなければならないものはなにか? その答えを、一緒に考えていきませんか?
「ブラジルから来たおじいちゃん」でいま、注目を浴びている映画監督の栗原奈名子さんをメインゲストに迎え、映画作りを通して見てこられた女性の生きかたをお話していただきます。

●プログラム
13:00~13:10 武田 佐知子(大阪大学理事・副学長)21世紀懐徳堂学主挨拶
13:10~14:10 映画上映「ルッキング・フォー・ルミコ」
14:10~15:00 栗原さん基調講演 「ルッキング・フォー・フミコ」の映画への想いといまを生きる女性たちへ
15:10~16:20 パネルディスカッション
「世代やライフスタイルを超えて、自分らしく生きることについて、パネラーを中心に、語り合っていただきます。」
栗原奈名子(映画監督)、武田佐知子(大阪大学理事・副学長)、松繁寿和(大阪大学大  学院国際公共政策科 教授)、加賀 有津子(大阪大学大学院工学研究科 准教授)の他、求職中の若い研究者の方も見えます。
16:30~17:30 交流会
アクセス
http://21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp/30a230af30bb30b9/
「ルッキング・フォー・フミコ」
1993年/57分
· サンフランシスコ国際映画祭サーティフィケート・オブ・メリット受賞
· 全米教育映画ビデオ祭多文化主義部門ゴールド・アップル賞受賞
· アメリカPBS、オーストラリアSBS 放映
映画の紹介
ひとりの日本女性との出会いからニューヨークに住む監督が日本のウーマン・リブ運動を探す旅に出る。70年代当時マスコミから否定的に扱われ、わずか5年で社会の表面から消えていったリブ運動、その本当の姿は未だよく知られていない。いったい何を求める運動だったのか。日本社会はどのような影響を受けたのか。関わった女たちは今どんなふうに生きているのか。カメラは当時のリブ参加者5人を追って日本へ。様々な人生を生きてきた彼女たちの暮らしぶりとその言葉から、四半世紀の女性史が垣間見える。ふんだんな資料映像が当時の熱気を伝え、単刀直入なインタビューがリブ運動の感性と思想を明らかにする。「女として私はどう生きたいのか」を追求し続けた女たちの姿をみずみずしく描いたパーソナルなドキュメンタリー。
映画の紹介ページ http://www.cine.co.jp/php/detail.php?siglo_info_seq=42

栗原 奈名子氏プロフィール
大阪府池田市出身。早稲田大 学卒業後、東京の出版社に勤務。その後、ニューヨーク大学大学院パフォーマンス学科在学中にドキュメンタリー映画『ルッキング・フォー・フミコ』を製作。世界の数々の映画祭で上映される。現在は京都とニューヨークを行き来しながら映像制作を行なっている。最新作『ブラジルからきたおじいちゃん』が東京国際女性映画祭に招待され、現在、全国で上映中。

詳細はこちらをご覧下さい。
http://21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp/59736027306e305f3081306e30ad30e330ea30a230a430f330d530a930fc30e930e030fcbonvivant