〇2009年3月に、東京都内の公立中学校で3年生140人にご覧いただきました。>>>
「推薦の言葉」
現在の中学生は、"人のことよりまず自分のことが先"という世代。
そんな彼らがこの先卒業して多くの大人に囲まれながら生活していくのがとても不安でした。
「ブラジルから来たおじいちゃん」は“自分こことよりまず相手”を考えて、高齢にもかかわらず日本に足を運び、相談や悩みを聞き、アドバイスし交流を深めている…。
こんな人もいるんだということを、早いうちに彼らに知らせたいと思い、上映を計画しました。
ブラジル人には全くと言って良いほど関わりのない彼ら。
どんな風に映画を見るのかも不安と期待がありました。
そんな不安をかき消すかのように、彼らにはおじいちゃんの姿がしっかりと焼き付いていたようです。企画した私自身も驚くほどでした。
そして映画から、ブラジル人のこと、ブラジルへ移民したこと、日本に出稼ぎに来るということ、そしてそれを受け入れている日本人のことなどいろいろな感想を15歳なりに解釈し、理解しようと努力する姿がとても嬉しかったです。
一人でもいいから、何か理解して欲しい。
おじいちゃんの頑張りだけでなく、いろいろな人がこの日本に、世界で頑張って生きていることを。
(東京都、区立中学校教諭)
〇各地の国際交流協会で上映いただいています。(山梨県国際交流協会、越前市国際交流協会、東近江国際交流協会、豊川市国際交流協会、犬山市国際交流協会、豊橋市国際交流協会他)
「推薦の言葉」
映画「ブラジルから来たおじいちゃん」を推薦します。
栗原奈名子監督による「ブラジルから来たおじいちゃん」の上映会を東近江国際交流協会が、東近江市立八日市図書館及び外国人地域連絡協議会の共催をえて開催し、協会会員を含む多くの市民や、地域に住んでおられるブラジルの人たちも多数ご参加いただきました。
映画を観賞した後に、時間をとって参加者同士で話し合いを持ちましたが、参加した市民の皆さんは口々に、映画の中のおじいちゃんの生き方や行動に共感を覚えると共に、地域に住むブラジルをはじめとする外国籍の皆さんとの新しい関係が必要であり、考えなければならないとの意見を出されました。
昨年来、外国籍の人たちには厳しい環境が続いていますが、こうような時だからこそ、地域で助け合うことが必要であるとの認識を、参加いただいた皆さまに持っていただけるに充分なことが、この映画から伝わったと思っています。
同時に、ブラジルの人たちからも、日本人の地域での生活を尊重しながら、協調して生活することの大切さを考えていただく機会になったと思いました。
この映画が、全国各地で上映されることで、地域の中で互いに理解をしながら、より良い新しい関係が出来ることを期待し、是非とも各種団体が、積極的な取り組みをしていただきたいと、映画「ブラジルから来たおじいちゃん」を推薦いたします。
(東近江国際交流協会 会長 小梶 猛)
〇いくつかの大学で上映いただき、大学生の方から感想を寄せていただいています。
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〇昨年(2008年6月)は、サンパウロの日本人学校で小学校1年から中学校3年生まで160人の子供たち、先生、お母様がたにご覧いただきました。
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