作品に寄せられた言葉 <8> 


4月26日に愛知県豊田市で、市内にあるブラジル人学校に子供を通わせる親や教師の方々で組織され、学校への支援活動などをしているグループ「パラ・クリアンサス」(「子どもたちのために」という意味)主催で、「ブラジルから来たおじいちゃん」の上映/監督講演会を開催いただきました。
日本語とポルトガル語のちらしを作成され、ブラジル人、日本人の方々、それぞれ定員30名で参加者を募る上映会開催で、ブラジル人と日本人、上映会参加者同士の交流が生まれる集いでした。
参加いただいた方からの感想を寄せていただきましたので、ご紹介させていただきます。
上映会/講演会の様子は、「パラ・クリアンサス」栗原監督のブログで報告されていますので、どうぞご参照下さい。



<ポルトガル語による感想>

〇「紺野さんが語られたご自身の人生に感動しました。わたしたちの両親と同じような経験をされたのですね。そんな紺野さんのことばに感動しました。」


〇「この映画はとてもよかったです。長い間ブラジルに帰っていないので懐かしくなりました。栗原監督が(映画を通して)うまくメッセージを伝えてくださり、おっしゃりたいことを理解することができました。ありがとうございました。」


〇「紺野さんの話から、自分を含め、みんな何かを学ばなければならないと思いました。わたしたちも、今後どんな人生を送りたいか、そして自分の行動を考え直すべきだと思いました。」


〇「映画はとてもおもしろかったです。日本に栗原監督のような、多文化共生に関心がある人がいることはすばらしいことだと思います。感謝しています。」


〇「日本の学校でも上映して、大人も子どもも、日本人もブラジル人もいっしょに見ると、お互いの立場がわかってよいだろうと思います。わたしたちの名字は日本の名字で、元々は日本人です。昔ブラジルに渡った祖父母や両親も、今の自分たちと同じだったのでしょうか。今の日本も、もっとブラジル人を受け入れてほしいです。」


<日本語による感想>

〇「よい映画をみることができてよかったです。ありがとう。戦中戦後の大変な時代を生きて、さらに大変であろう移民生活や困難にあいながら、人の生きる意味を正しくつかんでこられたのは何故なのでしょうか。苦労が人をつくるのか、初めから違うのか、生き方に対する教育が違うのか。今の金本位主義の時代をつくった人たちとどこが違っているのか。日本より(経済発展が)遅れたのが幸いしてまともな社会で生きてきたからか、本当にわかりません。」



〇「最近、日本語を勉強する日系ブラジル人の方と交流する機会があり、彼ら(のバックグラウンド)を理解しようと思って今日のイベントに参加しました。ブラジルへの日本移民100年というなかで大変苦労され、またそれはこれからも続いていくと思いますが、お互い理解し合い、助け合えるという明るい未来を感じます。今日のイベントに参加できて本当によかったと思います。」


〇「今回すばらしいドキュメンタリー映画を見て、とてもよかったです。わたしも約40年前に神戸より出向して、(紺野さんと)同じアフリカ廻りで移民したものとして自分の人生と重なりました。立派な映画と企画をされた方々、お疲れさまでした。ありがとうございました。」


〇「おじいちゃんがすごかったよ。あと、ブラジルに行ったのがすごかったよ。」


日本とブラジルを結び、過去を辿りつつ、未来に希望を託す「ブラジルから来たおじいちゃん」、たくさんの若い方たちに見ていただきたいと願っています。
学校、地域での上映会に、ぜひ活用下さい。>>> 自主上映ご案内



作品に寄せられた言葉 
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