カトリック教会の外国人支援をフォローしておられる方の発表を聞きました。400年にわたってカトリシズムが広がり、敬虔なカトリック信者が多いフィリピンの人たちの支援の様子でした。その早さ、機動力はさすがです。インフラの強固さはもちろんですが、日頃の熱心な活動もあいまって、震災当初から的確な支援を繰り広げられている様子が分かりました。

発表者はカトリック教会の中でも、彼らが未だにお客様扱いになっていることの問題を指摘されていました。フィリピン人信者と日本人信者の両者に歩み寄るべき点があること、同様の問題が日本社会全体にもあることも提起されました。

先日、日系インドネシア人の教会にうかがった時にも感じたことですが、信仰が人を強くすることを見せつけられました。