おうみパーカッション・ワークショップは今年で3年目。認知度が上がり、地域の様々なお祭りやイベントにひっぱりだこになってきました。それは地元の皆さんが熱心に運営してくださっている賜物です。
そして、なによりもブラジル人の子どもたちの中に、パーカッションの演奏にとても熱心な子が出てきて、子どもたちだけのグループの可能性も見えてきました。今までは、大阪のサンバ・チーム、ヂスペルタドールから楽器をお借りしていましたが、自分たちの楽器をという気運も生まれています。課題はたくさんありますが、少しずつ前に進んでいます。忙しい方たちにも関わらず、地元のメンバーがこのワークショップを楽しみつつ進めてくださっているのが本当にありがたいです。ヂスペルタドールの皆さんも特別な思い入れを持って、取り組んでくださっています。
以前、教育支援をしている日系ブラジル人の方がそういう場を作るには、「何年もの時間がかかるんですよ」と私たちにアドバイスを下さったことが新たに思い起こされてきます。地域に根ざすには、時間がかかる。でも、着実に広まっているという実感があります。
今年はどう展開させていくのか、私も皆さんと一緒に考え、取り組んでいきます。また、これまでワークショップの様子を撮影してきていますが、今年はこれをまとめる方向に向かえればと思います。