昨日は、公立小学校の先生たちの上映会に行ってきました。経済危機の影響でブラジル人学校から生徒さんが転校してきて、その対応にずいぶん気を使っておられる様子がわかりました。学校全体で子供たちを守ろうという気概を感じました。でも、ご両親自身も失業等で揺れている最中、子供たちもなかなか落ち着いて勉強できない状況もあるようです。

若い先生たちの中には、移民の歴史を知らない若い方や移民のことはご存知でも、こちらに来ているブラジル人の存在と結びついていなかったという方もいらっしゃいました。この映画を見て、良かったとおっしゃるのを聞き、先生方にもっとご覧いただけるように努力しようと思った次第です。

日本で育ったブラジル人の若者、数人から、日本の学校に良い先生がいて、家にまで来て、励ましてもらったり、勉強を特別に補講してもらったりして、学校を続ける事ができた。そのおかげで自分はここにいるというような話を聞いていましたので、先生たちに思わず、よろしくお願いしますと言ってしまった私でした。

前向きな先生たちに出会って、自分の小学校時代、学校の先生たちがよくしてくださったのを思い起こしたひとときでした。