今日は、知り合いの方たちが催された原発事故から避難してきた親子のための新年会にうかがってきました。

戦前に立てられた洋館での集まり。主催者の方が有機農法で育てられたお野菜でできたおせち料理やプリンとお汁粉のおやつも供され、お腹も心もほっこり。子どもたちのお絵描きタイムや不思議なトランペット隊の演奏、絵本の読み聞かせもありました。

また、物理学者の方が放射性物質の危険性についてお話してくださいました。大手の新聞に掲載されていた、放射性物質の体への影響についての記事が、誤解を招くようなものであることを指摘されました。自然界にある放射性物質カリウムと、セシウムでは人間への危険性はまったく異なるということです。カリウムは体内に留まらず流れ出ていくが、セシウムは留まってしまうので危ないとのこと。その記事を読んでまさに疑問に思っていた点に答えをいただき、胸がすっきり。

あと、年配者は放射性物質を食べてもそう害がないというのも 、本当ではないとのこと。これもやっぱりと思いました。

お隣に座られた、千葉から避難されてきた、赤ちゃんをだっこされたお母さんとお話をしました。居住している地域で高い濃度の放射性物質が測定され、とてもいられないと、思い切って出てきたとのことでした。 若いお母さんの勇気ある決断に拍手。真っ赤なほっぺの赤ちゃんは行動的。元気な子に育ってね!

こういった集まりに、機会があれば、また参加したいです。