昨日、米国からの学生さんたちに、私の映像制作と地域との関わりについてお話をした。その時に、担当の先生が、「あなたのやっていることは、コミュニティ・ビルディングですね」と言われた。なるほど確かにその言葉、ぴったりくる。
カリフォルニアで長期にわたって、様々な移民グループと一緒に活動してきた人の言葉だけに、説得力がある。昨年、出会ったが、今回、コミュニケーションが深まった。もっといろいろ話をして、彼からいろいろなことを学びたい。
一方、今日は20代の女性に出会った。彼女はパフォーマーで、私の大学院での専門パフォーマンス・スタディーズの分野の人だ。認識がかなりオーバーラップしていて、向いている方向も同じのようだ。率直な話ができ、次から次へとアイディアがわいてきた。一緒にひと仕事できそうだ。久しぶりにそんな人に出会った。
映像制作を選んで、離れてしまっていたパフォーマンス・スタディーズだが、パーカッション・ワークショップと言い、この女性との協同と言い、再びそこへ戻ってきているような。そういうものへの深い希求があるらしい。
メディアという媒介物と、パーフォーマンスという今ここでの世界、どのようにつなげられるか、わくわくしている。