11月11日、滋賀県長浜市でながはま多文化共生フェスタが開催され、『ブラジルから来たおじいちゃん』が上映されました。長浜は滋賀県で最もブラジル人の多い自治体です。
今回、ながはまでの多文化共生フェスタが開かれるのははじめてだとのこ。新たにNPO化された国際交流協会を中心に、地域のみなさんが力を合わせて、準備をしてこられた、熱い思いがこもったフェスタでした。
和太鼓、ブラジル人のゴスペルシンガーたちの歌、カラオケ大会などがホールで行なわれ、民族衣装体験、写真展、絵手紙体験ができるコーナーも設けられていました。また、外にはブラジル料理、韓国料理、フィリピン料理などの屋台も出て、とてもにぎやかなお祭りとなりました。あいにく冷たい雨が降る一日でしたが、会場は熱気にあふれていました。
外国にルーツを持つ子どもたちも多数預かっている保育園の園長さん、ブラジル人学校の先生たち、ブラジル人の子どもたちの学習を支援する方たち、国際交流員さんたち、たくさんの良い出会い、再会がありました。
こういった試みがさらに発展して、異なる文化を持った人たちと自然と交流できる文化が地域に広まっていけばと心から思いました。