昨日は、東近江でのパーカッション・ワークショップの2年目の初日でした。以前にも増してやって来る子どもたちも増え、また、今回は大阪のヂスペルタドールの皆さんに加え、神戸のフェジョン・プレットの方たちも参加してくださいました。今回は前にもまして、地元の東近江の方たちが中心になって、準備を進めてくださいました。

おやつには、ポップコーンがポップコーン・マシーンで作られ、できたてがみんなに配られました。ポップコーンがふくらんではじける様子を見ようと、一生懸命鍋の中を覗き込んでいる子どももいました。とてもかわいらしかった!

2年目ということもあって、サンバチームの皆さんともなじみになりました。子どもたちにも「自分の楽器」というのができて、それをさっそっく取りにいって、叩き始めたりする子も多数。昨年の草津での成果を経たせいか、音楽を学びたいという意欲も強くなっているようです。真剣にお兄さん、おねえさんたちの手元を見つめて、失敗にもめげず何度も同じリズムを繰り返して、学ぶ姿勢が印象的でした。

ここ数ヶ月、会わない間に、すっかりティーンエージャーになって、クールなヘアスタイルやTシャツできめるようになっている男の子たちも続出。彼らがパンデイロやカイシャに懸命に立ち向かっている姿も素敵でした。

遅々とした歩みですが、少しずつ地域に根を下ろし、地域外にも広がりを見せているこのワークショップ、チャレンジは多々ありますが、試行錯誤しながら大切に育てていければと思います。また、ちょっと大風呂敷を広げるようですが、消費文明に侵された現代、豊かな自然の中で、自らの身体を使って、人とつながりながら楽しむ、最もシンプルであるにも関わらず、今は見過ごされている文化を、ここから発信していきたいです。

今回、ビデオを撮ったり、はじめていらした方たちにお声をかけたりしていて、写真を撮影する機会を逸してしまいました!?