今日は、京都精華大学の授業でお話をしてきました。地球市民論というコースです。

グローバリゼーションについて学ぶコースです。担当の先生は、グローバルな人の移動をを身近に感じてもらおうと、私をお招きくださったのです。

ブラジル移民の歴史に少し触れ、彼らの子孫である日系ブラジル人とその家族が現在、日本に移住していることにつなげました。そこで『ブラジルから来たおじいちゃん』の一部を見てもらい、皆さんから感想や質問等を募りました。さらに、隣の県である滋賀に多数のブラジル人が住んでいること。リーマンショック以降、彼らがどんな問題を抱えているのかなどについてお話し。最後に、それらについて、あなたに何ができるのでしょうかという問いを投げかけました。

加えて、ブラジル人の子どもたちと交流するおうみパーカッション・ワークショップが開かれる事をお知らせし、参加してくださるよう呼びかけました。何人か興味を示してくださる方が!

ほとんど移民の歴史等は知らない人たちがほとんど。滋賀に暮らしていて、ブラジル人を普段見かけるけれど、いったいどういう背景を持って来ているのかは知らなかったという学生さんもいました。彼らに少しでも移民の歴史、今、日本に暮らすブラジル人の背景を知ってもらうことができました。

みんなに積極的にクラスに参加してもらえるよう、座席を円形にし、話の途中にも質問をどしどしはさんだりして、インターアクティブになるよう努めました。こういう機会をどんどん作って、若い人たちに伝えていきたいと思います。来週も別の大学の授業にうかがいます。授業のやり方にも工夫を加えて、より魅力あるものにしていきたいです。