先週は、JICA大阪での中高生のエッセイコンテストの表彰式での上映会があり、子供たちに映画を見てもらいました。そして、昨日はJICA横浜、紺野さんと撮影で訪れた海外移住資料館での上映会がありました。

サンパウロでの上映の時の写真を見てもらおうと、コンピューターにいろいろ準備して出かけたのですが、なんと新幹線の網棚にコンピューターを置き忘れてしまいました。取りに行こうかと思いましたが、講演前にばたばたして心を乱すより、ここは肝を据えてコンピューターの助けなしにお話をしようと決めました。

会場に行ってみると、予定の人数を越えた方がお集まりくださり、大盛況。人いきれで部屋が暑くなり、窓を開けるというような場面もありました。映画を作る事になったきっかけ、撮影時のエピソード、これまでの上映会のことなどをお話ししました。

JICAということもあり、ブラジルにお住まいだった方やご親戚がいらっしゃる方などブラジルへの思いが深い方達が多数いらっしゃいました。そのせいもあり、普通の上映会場ではないようなところで笑いが起こったりして、大人数でしたが、とても暖かいアットホームな会になりました。ご来場くださった皆様、ありがとうございました。

また、昨日は映画の資料館の場面で紺野さんをご案内くださったボランティアのYさんも見えられてお声をかけてくださいました。どこかでお聞きしたことのあるお声と思ったら、Yさんで思わず、声をあげてしまいました。再会できて、また、完成したものをご覧いただけて大変うれしく思いました。

今回の上映会のお世話をいただいた海外日系人協会の皆様には、作品制作中から応援していただきました。改めてここにお礼を申し上げます。また、昨日は、サンパウロでの上映の際にお目にかかった若いボランティアの方が上映のお世話をしてくださいました。ありがとうございます。

昨日は、自分たちの所でも上映会をと何人かの方がお声をかけてくださいました。こうした中からじわじわと映画が広がっていくのととてもうれしく思います。紺野さんのメッセンジャーとでもいうべき役割を果たせる事に幸せを感じる今日この頃です。