今日で、神戸の震災から14年目になります。様々な追悼行事が行われています。震災では多くの外国人の方、もちろんブラジル人も被災されました。

多くの命が失われた震災のがれきの中から、外国人自身のグループや外国人と共に生きるための活動をする組織が現れました。今回のこの映画の制作等でお世話になった関西ブラジル人コミュニティやFMわいわいなどがその一例です。

その発信地となったたかとり教会を訪れた事がありますが、新しい教会は、震災の火事で焼け落ちた教会の跡地に建てられています。明るくてオープンで、建築がすばらしい。そして、子供たち、年配の方たち、いろいろな国籍、民族、言葉の方たちがにぎやかに集っていて、ニューヨークを思い出し、なつかしい気持ちになりました。

大変な悲惨の中から、志を持って、何かを生み出し、積み上げられてきた姿を感じ、涙がこぼれそうになりました。何かの機会に皆様も訪れられる事をおすすめしたいと思います。