大阪、第七藝術劇場での公開、3日目です。紺野さんの甥御さんとそのおつれあいがいらしてくださいました。撮影の時にもお世話になったお二人です。お変わりなく、お元気そうで、再会を喜びました。以前、ブラジル人向けテレビ放送、IPCの取材でお目にかかった山口理沙さんもお出で下さいました。また、舞踊研究の時にお世話になった方などなど、元気なお顔を拝見できて、とてもうれしく思いました。

上映後に、泉悦子監督とのトークがありました。東京国際女性映画祭の時にお話をして、しゃきしゃきしていて、心の暖かい方だなという印象がありました。今日は、泉さんがどんな思いで映画を作っておられるか、また、これからも年に1本か2本くらいは作りたいという意欲など、お話を聞けて、とても励まされました。将来を見つめつつ、計画を立てて、しっかり生きておられる様子、若々しさに満ちあふれています。

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私自身は、自分が決めてこれと思ってもうまくいかない時もあるし、出会いというか、あちらから題材が降ってくるようなところがあることや、表現で社会を風通しよくできないかと考えていることなどをお話ししました。

質疑応答では、おじさまたちの発言が続き、女性の意見はひとつだけになってしまいました。それが心残りです。女性たちがどんな風に感じられたのか、お話をうかがう機会がまたあればと思いました。

今回、泉さんの一途に映画に取り組まれている姿を見て、最近へたりかかっていた私に、エネルギーがまたよみがえってきました。

東京にお戻りになる泉さんをお引き止めして、大阪のおいしいものをと思い、二人でうどんすきをつつきに行きました!