大学での上映

今週、京都の大学で、来週は滋賀の大学で上映があります。メディア論を勉強するクラスともう一方は日本のマイノリティについての授業です。どんな感想や質問が出るのか、とても楽しみです。

DVD化の一端としてスタディガイドも製作中です。

酷暑の夏にはかどらなかった仕事をどしどし進める毎日です。でも、もう少しでお正月ですね! 一年のたつのの早い事。


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中田先生に感謝状 おめでとうございます!

Parabens!!!

滋賀県愛荘町のブラジル人学校、サンタナ学園の中田ケン子校長先生がソロプチミスト日本財団から感謝状を贈られました。

滋賀報知新聞の記事へのリンク
http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0006140

経済危機以降、授業料を払えない子どもが半数以上を占める中、ブラジル人の子どもたちへの教育を続け、安全な居場所を提供してきた中田先生の努力が認められたこと、本当にすばらしいです。また、賞を贈ったソロプチミストも、さすが女性の実業家、プロフェッショナルたちの団体とうれしくなりました。

『ブラジルから来たおじいちゃん』製作中に出会って以来、また、完成後に学園の子どもたちに映画を見てもらい、その後、パーカッションのワークショップも一緒に始めました。この間、中田先生の奮闘を見てきただけに、自分の事のようにうれしいです。


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ポレポレ東中野劇場公開が始まりました。

初日には、たくさんの方々にご来場いただき、本当にありがとうございます。初日一番のりは、ブラジル生まれで、戦前に4歳でブラジルから日本にやって来て、戦争のためにブラジルに戻れなくなってしまった男性とそのお連れ合いでした。サンパウロにも親戚がいらっしゃるとのこと、トランスナショナルに家族が散らばって生きてきた人たちが日本にも昔からいらしたんだと実感しました。

2日目には、音楽評論家の東琢磨さんにトークのゲストとしてお出でいただき、お話が盛り上がりました。東京の中でも90年代に都心から郊外への外国人の移動があったこと、また、ブラジル人の多数は、地方にいるために、東京のメディアからは見えにくい存在になってしまっていることなど、これからさらに話が深まりそうなところで、時間の都合でストップしなければならなかったのはとても残念でした。

皆さん、紺野さんの姿や言葉にそれぞれに感じるところがあったとおっしゃいます。また、東さんがパンフレットに寄せてくださった原稿で『決して多くはない「登場人物」たちの会話や、写し込まれた風景や表情、身振りの細部の多様な密度にあらためて驚かされる』と書いてくださっています。静かな映画ですが、耳を澄ませ、目をこらすと、思わぬ音が聞こえ、物が見えてくるようになっています。

まだ、ご来場でない方、ぜひぜひお運びください。また、ご覧になって、気に入られた方は、ご家族、お友達、お知り合いにぜひおすすめいただけませんか。

私も、今週は、毎日、上映会場に足を運びます。どうぞお気軽にお声をおかけください。

栗原奈名子


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ブラジルに女性大統領誕生!

62歳のジルマ・ルセフさんが大統領選の決選投票で選ばれました。ブラジル初の女性大統領です。ルラ大統領と同じ労働党で、彼の政策を引き継ぐことになります。支持率80%のルラ大統領の後は、大変ですが、今のブラジルの社会的経済的発展をさらに進めてもらいたいところです。

日本の女性首相が生まれるのはいつかな?

http://www.folha.uol.com.br/


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