愛知の大学での講演

昨日は、愛知の大学に講演に行ってきました。『ブラジルから来たおじいちゃん』の部分、部分を見せながら、担当の先生が質問を投げかけて、私が答えるという形式でした。今の若い人たちは、テンポの早い刺激的なものはいいが、そうでないものにじっくり取り組むのが難しいという、先生のご提案からそういう形にしました。

お見せしたのは、最初のイントロダクション、福山の場面、神戸、結論部分です。紺野さんがどういう背景を持っていたか、なぜブラジルだったのか、神戸の移民収容所ではどれくらいいて、授業等あったのか、紺野さんのメッセージは、また、私自身のメッセージは? など、的確にお話を進めてくださいました。最後に質疑応答の時間があり、紺野さんは日本語とポルトガル語とどちらが堪能なのかという質問や、自分は移民のことは大学で勉強するまで知らなかったというコメントなど、学生さんから質問がありました。最後に、観客にいらした先生から、どこで生まれたか、育ったかとは関係なく、住んでいるところで足る事を知って、幸せになればいいという人生観はとてもインパクトがあったと同時に、そういう人生観にたどり着く日本人は少ないのではという感想もいただいた。私は、紺野さんは、逆に、国境を越えて生きる未来の人の姿として捉えているという風にお答えしました。タイミングなコメントをしてくださったおかげで、会をいい形で閉める事ができました。

今回、学生たちへの伝え方を様々に工夫しておられる熱心な先生と一緒にお仕事ができ、とても勉強になりました。今後の上映活動で生かしていければと思います。

先生、ありがとうございました。


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点から面へ!

明日はパーカッション・ワークショップです。一週間前は、雨との予報だったので、心配していました。しかし、紺野さんの心をつなぐような集まりなので、もしかしたら晴れるかもとも思っていました。

紺野さんは大変な晴れ男で、台風が来るとか言っていても、なぜか彼が旅に出ると晴れました。紺野さんと旅をしていて、雨に降られたのは、一回だけ。滋賀で紺野さんが車中で、「昔は大日本帝国臣民と言っておった。だけど、今は日系人」という場面で、雨つぶが車の窓を打ちます。雨が降るのにふさわしいシーンでした。それ以外はすべて晴れでした。

だから、どうかなと思っていたら,やっぱり今回も、いつのまにか晴れの予報に変わっています。紺野さんがきっと見守っていてくださっているに違いないとうれしい気分です。晴れたら屋外でやることになっています。明日は、林の中で思いっきり太鼓を叩く事になりそうです。大人も子供も、外国人も日本人も、一緒に!

私のポルトガル語の先生であるブラジル人ご夫妻も参加してくださいます。キューバのパーカッションで同じクラスのお友達やアメリカ人の友人、今回の上映活動で知り合った、上映をしてくださった皆さんが参加してくださいます。たまたまパーティでお目にかかり、ご縁のできたブラジル人学校の先生たち、子供たちもいらしてくださいます。また、先の映画の上映活動で知り合い、今回の映画を制作中から応援してくださり、上映してくださった地元の方が、今回も大きなお力を貸してくださいました。撮影のために訪れたブラジルで知り合った日本人音楽家のお友達たちがパーカッションの指導をしてくださいます。また、開催する工芸村にアトリエを持つアーチストの方達も手助けしてくださり、参加してくださいます。

いろいろな方たちとの出会いの中から明日の会が生まれます。波長の合う人とは、なかなか出会えないものですが、今回は、そんな人たちばかり。驚愕しています。これも紺野さん力か!

このポジティブな、国境を越えた文化を点から面にしていきたい。とすでに、頭は先走っている栗原です。明日は、久しぶりにカメラを持っていき、ビデオで撮影します。どこかにアップして、皆さんにもお見せできるようにするつもりです。少なくとも写真はアップしますので、乞うご期待!


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ファビオ君がチームメンバーとして

岡山ファジアーノのサイトにファビオ君がファビオ岡として、ネクスファジのチームメンバー欄に掲載されています。彼はMF ミッドフィールダーです。ゲームのスケジュール等も出ています。わたしたちのファビオ君を応援していきましょう!

http://www.fagiano-okayama.com/club/next_team2010.html

ちなみにブラジル銀行は、ブラジルチームがワールドカップで試合している最中は閉店になるそうです!


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パーカッション・ワークショップ

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今度の土曜日にブラジル人の子供たち、地元の人々、地域外の人々と一緒にパーカッションのワークショップを実験的に開く事になりました。上映後に、ブラジル人と日本人がともにとても和やかな交流の時間を持つ事ができました。そういった積み重ねが大切だと強く感じ、様々な人たちが継続的に楽しく交流できる場を作りたいと考えていました。今回、ブラジル人学校や地元の方、サンバを演奏する若者たち、他の皆さんの御協力をいただき、試験的なものとは言え、ようやく実現にこぎつけました。いろいろな人たちが関わる集まり、風通しの良い、のびのび楽しい会になることを祈っています。


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アメリカ上映のご報告 

遅くなりましたが、アメリカ上映のご報告です。シカゴのノースウェスタン大学とシカゴ大学での上映でした。

ノースウェスタン大学のあるシカゴの隣のエヴァンストンには、今回、私をご招待くださったハイン教授によると、アンダーグラウンド・レイルロードという組織で、南部から逃れてくる黒人奴隷たちを支援した教会が多数あるということです。また、シカゴ自体も、多数の移民が住む街です。オバマ大統領の自宅は、シカゴ大学のそばにあるとも聞きました。

そんな街にある大学での上映は、やはり様々な背景を持った人たちが集まり、刺激に満ちたものでした。日系ブラジル人2世の物理学教授、日系ブラジル人で日本で育ったが日本に帰化し、現在はこちらで勉強する学生、ポルトガル語を教えるブラジル人の先生方、日本語を教える日本人の先生方、また、日系アメリカ人で南米の日系人をテーマとする研究者などが上映に集まってくださいました。

ノースウェスタンでの上映で、2世の先生は、「自分の家族のストーリーだ。」と映画を作ったことを感謝してくださいました。また、ご自分の親戚も日本にデカセギに行った人がいたとも話されていました。日本に帰化した学生は、自分は日本で育ったが、特に違和感はなかったとコメントしました。日系の研究者はぜひクラスで学生たちに見せたいと言ってくれました。

シカゴ大学では、ブラジルでは差別があるのか、また、日本と、ブラジルの、移民資料館の展示の違いは何かなどの質問も飛び出しました。ブラジルは、アメリカのような差別はないようだがと答えました。資料館の展示については、きちんと比較してみたことがないのですが、撮影の時に感じたのは、日本のものは、とてもきれいでよくできてはいるのですが、移民した人たち本人の場所というのがそこにはないように感じられたことを話しました。

様々な背景を持つ人たちに見ていただき、『ブラジルから来たおじいちゃん』は、新たな広がりを持ちました。今回、お世話になりましたハイン先生、フィールド先生に感謝を申し上げたいと思います。


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