ファックス、電話、戻りました!

リノベーションが済み、ファックス、電話も通常通りになりましたので、お知らせいたします。


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一時的に固定電話、ファックスが不通になります

事務所改築のため、6月10日より8月中旬まで、固定電話、ファックスが不通になります。御用の方は携帯電話まで、或はメイルにてご連絡いただければ幸いです。ご不便をおかけして申し訳ありません。


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『ブラジルから来たおじいちゃん』が岡山で上映されます

 

『ブラジルから来たおじいちゃん』が3月24日、岡山県総社市で開催される「多文化共生」フォーラム2013にて上映されます。総社市山手公民館、2階多目的ホールにて。「孤独なツバメたち」の上映、講演会、ボサノバコンサート等もある盛りだくさんの一日です。お近くの皆様、ふるってご参加ください。詳細は以下のPDFファイルをクリックしてご覧ください。総社駅から送迎バスも出ます!

お問いあわせは、NPO法人 ももたろう海外友好協会、電話 086−235−5905まで。

フォーラム2013表02.96

フォーラム2013ウラ02.97

 


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東近江市でブラジル人の子どもたちのための未来ワークショップ

ここからちらしをダウンロードできます。(ポルトガル語のものもあります。)

1月講演会フライヤー_docx

download a folha daqui (Tem informação em português)

MEU FUTURO

O que você quer ser no futuro?

Jogador de futebol? Cantor? Professor?

Cabeleireiro? Enfermeiro? Engenheiro mecânico?

Quantas profissões mais há no mundo?

O que nós estudantes devemos fazer para realizarmos esses sonhos?

Luis Shichinoe veio ao Japão aos 9 anos de idade sem saber uma palavra em japonês. Não teve uma vida escolar fácil. Mas, hoje ele conta que foi melhor não ter desistido dos estudos apesar das dificuldades. Ele terminou seus estudos do ensino médio na escola japonesa e atualmente trabalha na NTT (empresa telefônica) de Oumi Hachiman.

Que tal ouvir a história de Luis e pensarmos sobre o nosso futuro?

Aos pais e responsáveis: esta será uma boa oportunidade para perguntar sobre a continuidade ou não dos estudos e sobre a profissão dos filhos.

Data: 26 de janeiro de 2013

Horário: 13:00 às 16:00

Local: Higashi oumi-shi Taishi hall (Mapa no verso da folha)

Programação:

13:00-14:00  Palestra do Luis Shichinoe, apresentação de DVD

14:00-14:40  Workshop:  Meu sonho

(coordenação e intérprete: Edna Hirata, CIR de Hikone)

14:40-15:00  Conclusão final

15:00-16:00  Intercâmbio

(com comidas brasileiras e apresentação de músico brasileiro)

Inscrição: não será necessário.

A entrada será franca.

Realização: Associação Internacional de Higashi Oumi, Oumi Samba percussão workshop

 

以前の映画上映でご縁ができ、「おじいちゃん」の映画では制作中から協力をいただいた滋賀県東近江市の方たちと、ここ3年パーカッションワークショップを開催してきました。そこから派生して、同市の国際交流協会と共催で、この1月26日にブラジル人の子どもたち、保護者、関係者を対象とした、講演とワークショップを開きます。

同市で育ち、現在、日本の会社で働く若者の体験談を聞いた後、子どもたちに自らの将来を考えてもらいます。どうしたらそこに到着できるのか、道筋をつけ、今、何をする必要があるのか、考えます。それを受けて、ブラジル人、日本人の大人が一緒に子どもたちを支えようという試みです。

パーカッションは、直接社会問題に関わるようなものではありませんが、その場を通して、直接の交流があり、お互いの理解が深まりました。その結果、今回のような催しができるようになり、感慨深いです。

東近江市以外の方の参加もOKですので、知り合いのブラジル人の子どもたち、ご家族にぜひお声をおかけください。

ブラジルのお菓子や音楽もありますよ!

 


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あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

経済状況は厳しく、国は借金まみれ、放射能汚染、国際関係は緊張、おまけに政治も混乱と、急激な少子高齢化の日本社会はますます多難な新年を迎えました。金の論理が世界中を支配し、弱いところにしわ寄せが行き、その呻吟が耳元に聴こえるようなこの頃です。

昨日は、家族と一緒に、祖父母、父、叔父など、先祖の墓参りに行ってきました。信心深くもなく、先祖信仰もない私ですが、墓前に立つと、亡くなった人たちとの様々な記憶が心に浮かび上がってきます。彼らがいたから自分がここにいることを思いました。

帰りに車で送ってもらったJRの駅は、紺野堅一さんとの思い出の場所でした。旅に出かける紺野さんとご一緒するために、大阪方向のプラットフォームの最前列でよく待ち合わせました。昔、雑誌の編集者だった私は、こういった待ち合わせの場合、必ず5分から10分前には約束の場所に着くのを習慣にしていますが、紺野さんはいつも私が到着した時にはそこで静かに待っておられました。90歳を過ぎた紺野さんをお待たせしたたことにとても困ったことを思い出されます。

情報も希少な時代に、ひとりぼっちで言葉もわからぬ異国に渡り、困難を生き抜いてこられた紺野さんの晩年の姿は、穏やかで光に満ちていました。末娘のネリーさんによると、紺野さんの穏やかさの秘訣は、考えてもどうしようがないことで悩まないことだったそうです。今の閉塞した状況は、人を鬱鬱とした気分にさせます。しかし、紺野さんをはじめ、私に力を与えてくれる人たちは、みなどこかで人の善性を信じていた人たちです。私もどんな状況でも前向きに生きたいと決意を新たにしています。

状況が厳しいのと、希望を持てないのは別のこと。自ら希望の絵を描きつつ、前に進みたいと思います。


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新しいプロジェクト ぐつぐつ

現在、新しいプロジェクトをぐつぐつとお鍋で煮ている最中です。心強い協力者も次々と現れ、実現可能性が高くなってきました。

それに関連して、内外の論文等を調査していますが、日本に住む日系ブラジル人は、とても複雑なアイデンティティを持っていることがわかります。日本人の多くは、移民の歴史を知らず、なぜ彼らがここにいるかを認識していません。また、日本は欧米人以外の外国人には冷たい社会でもあります。こういった社会で日系ブラジル人の子どもたちは、自分たちの存在を否定されながら育たざるをえません。

海外の論文を読むと、エスニック・アイデンティティを受け入れられることが学業成績が良くなる事ともつながるとか。再び鎖国するのでないなら、海外からの人たちをいったん受け入れたからには、日本社会自体が変化する必要があるのは自明です。

存在を肯定される必要があるというのは日本人の子どもたちも同じです。大学で個々の学生の独自性を大切にした授業をした途端に、学生たちがいきいきし、モチベーションが上がりました。多様性を大切にすることで、ひとりひとりが生き生きし、社会に良いダイナミズムが生まれてくるのではないでしょうか。閉塞した状況は、威勢の良い言葉で煽るリーダーに頼るのではなく、私たちひとりひとりが元気になることで解消していきましょう!

 

 


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