節電協力の第一歩! 頼もしいゴーヤくんたち

この夏はみんなで節電をする必要があるので、私もなんとか協力しようと、緑のカーテン作りに着手しました。この日曜日にワークショップに出かける前に植えたゴーヤの苗、二株。すでに摘心もしてあります。乾燥しすぎないように、マルチも敷きました。しっかり育って、部屋を涼しく、こちらのお腹もいっぱいにさせてくれるでしょうか。お水やりを忘れないようにしなければ。


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おうみパーカッションワークショップ本年第一回目開催

昨日は、東近江でのパーカッション・ワークショップの2年目の初日でした。以前にも増してやって来る子どもたちも増え、また、今回は大阪のヂスペルタドールの皆さんに加え、神戸のフェジョン・プレットの方たちも参加してくださいました。今回は前にもまして、地元の東近江の方たちが中心になって、準備を進めてくださいました。

おやつには、ポップコーンがポップコーン・マシーンで作られ、できたてがみんなに配られました。ポップコーンがふくらんではじける様子を見ようと、一生懸命鍋の中を覗き込んでいる子どももいました。とてもかわいらしかった!

2年目ということもあって、サンバチームの皆さんともなじみになりました。子どもたちにも「自分の楽器」というのができて、それをさっそっく取りにいって、叩き始めたりする子も多数。昨年の草津での成果を経たせいか、音楽を学びたいという意欲も強くなっているようです。真剣にお兄さん、おねえさんたちの手元を見つめて、失敗にもめげず何度も同じリズムを繰り返して、学ぶ姿勢が印象的でした。

ここ数ヶ月、会わない間に、すっかりティーンエージャーになって、クールなヘアスタイルやTシャツできめるようになっている男の子たちも続出。彼らがパンデイロやカイシャに懸命に立ち向かっている姿も素敵でした。

遅々とした歩みですが、少しずつ地域に根を下ろし、地域外にも広がりを見せているこのワークショップ、チャレンジは多々ありますが、試行錯誤しながら大切に育てていければと思います。また、ちょっと大風呂敷を広げるようですが、消費文明に侵された現代、豊かな自然の中で、自らの身体を使って、人とつながりながら楽しむ、最もシンプルであるにも関わらず、今は見過ごされている文化を、ここから発信していきたいです。

今回、ビデオを撮ったり、はじめていらした方たちにお声をかけたりしていて、写真を撮影する機会を逸してしまいました!?


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授業での上映会 XX白熱教室なるか

昨日は、再び大学の授業での上映があり、うかがってきました。プレゼンテーション用のパワーポイントを準備し、ぜひインターアクティブなクラスにしたいと、質問も多数用意して臨みました。

最初にグローバリゼーションのコンテクストで、世界での人の移動の話から、日本の外国人住民、日本からの移民について少しお話をして、映画を通して見てもらいました。その後、感想や質問を学生さんから求めました。しかし、ちょっとおとなしめの学生さんたちで、なかなか言葉がでてきません。それで、私が少しまた、お話をしました。

時間も来たので、授業を終わろうとしたところ、映画を見に来られた同じ学部の先生から、せっかくだから「学生のみんなから感想を聞きましょう」とプッシュしてくださいました。担任の先生が、「映画を見て驚いたことは何ですか」と改めて尋ね、一人一人名ざしであてると、それぞれに感想を言ってくれます。「高齢なのにお元気なので驚いた」、「言葉もわからない外国に根ざして、70年以上暮らしてこられたことに感銘した」、「日本人はあたたかいと思っていたけれど、『冷たい』と言われて、驚いた」等々。

みんなしっかり見ていてくれたんだなとほっとしました。担任のの先生も学生さんたちに積極的に発言できるようになるよう、なんとかそういう教育をしたいと願っておられます。ハーヴァード白熱教室ではないですが、学生さんたちを活性化させるような授業の形を作るのに、今後も協力していきましょうということになりました。

また、感想についてプッシュしてくれた先生とは授業後にご専門についてゆっくりお話をうかがう機会がありました。自然についてのとても興味深い研究で、この夏、彼のプロジェクトに参加させていただこうと思っています。授業とともにとても充実した体験となりました。


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物事を批判的に見ることの大切さ

「会長の言うことを聞いたら、馬鹿みたんよ」と『ブラジルから来たおじいちゃん』の主人公の紺野堅一さんが、海外学校の会長が「ブラジルへ行くより朝鮮へ行け」と述べたことについての言葉です。当時、人口過剰で困っていた日本は、誇大宣伝等々でとにかく人々を国外に送り出そうとしていました。別にそれがブラジルであろうと、朝鮮であろうと、その後は満州であろうと、どこへでも。

* * *

福島の原発災害で、初期の頃に原発1号機付近からプルトニウムが検出されたたことが報道されたことがありました。その時に、メルトダウンは起こらず、燃料棒の表面が溶けただけであるというような説明が東電からなされました。しかし、これは本当だろうかという疑念がくすぶっていました。

今回の1号機のメルトダウン、2号機、3号機のメルトダウンの可能性のニュースは、東電、政府、マスコミが信用に値しないことを明らかにしました。負け戦続きであることを知りながら、勝った、勝ったと言っていた大本営発表とそれにしたがった当時のメディアと同じです。兵隊たちは糧食を補給されない戦地に放り出され、満州の開拓民は、関東軍や満州鉄道の人たちがさっさと逃げ出し後、ロシア軍が攻めてくる地域に取り残されました。今回、本当の事態を知らされず避難させられた人たち、また、汚染地域にも関わらず、あの同心円内に入っていなかったために避難していなかった人たちに重なります。(福島にいた保安院の人たちは、いち早く逃げたということが報道されていました。)

戦前から日本の権力の伝統は引き継がれてきたということでしょうか。

高血圧だと言って社長は長期にわたり雲隠れ。電気料金や税金で賠償との枠組みがだいたい決まった時点で事実らしきものを出して、後だしじゃんけんです。過去に何度も危険性が指摘されてきたのに対策を講じず、想定外と言ったり。このような誇りも、責任感も欠如した会社にリスクの高い原子力が任されてきたかと思うと怖いです。

不始末を引き起こし、日本以外の国々にも迷惑をかけ、対応もきちんとできない企業がどうしてここまでかばわれるのか。日本の正義や公正はどうなっているのでしょうか。ホリエモンが有罪なら、東電幹部やそれにつながる政治家や官僚、学者、その他諸々の人々はその百倍くらい有罪です。

既得権を守ることにやっきな人たちが大手を振って通り、異見を封じることが当たり前になっている、この国で、若い人たちが希望を持って生きるのは難しいです。志ある若い人たちは、物事を批判的に見る目を養い、視野を世界に広げて生きることを目指してほしいと思います。


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おうみパーカッションワークショップ 2011年シーズンスタート

去年の好評を得て、今年もおうみパーカッションワークショップが開催されます。滋賀近辺のみなさん、ぜひご参加ください。
子どもも大人も、女も男も、国籍、人種、言葉、立場を越えて、緑の中でパーカッションを叩きます。ストレス発散して、心身ともに軽くなります。

自分の身体で創る楽しみを知ったら、電力消費も落ちっぱなしです。

ご参加、お待ちしてま~す。


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授業を行ないました!

今日は、京都精華大学の授業でお話をしてきました。地球市民論というコースです。

グローバリゼーションについて学ぶコースです。担当の先生は、グローバルな人の移動をを身近に感じてもらおうと、私をお招きくださったのです。

ブラジル移民の歴史に少し触れ、彼らの子孫である日系ブラジル人とその家族が現在、日本に移住していることにつなげました。そこで『ブラジルから来たおじいちゃん』の一部を見てもらい、皆さんから感想や質問等を募りました。さらに、隣の県である滋賀に多数のブラジル人が住んでいること。リーマンショック以降、彼らがどんな問題を抱えているのかなどについてお話し。最後に、それらについて、あなたに何ができるのでしょうかという問いを投げかけました。

加えて、ブラジル人の子どもたちと交流するおうみパーカッション・ワークショップが開かれる事をお知らせし、参加してくださるよう呼びかけました。何人か興味を示してくださる方が!

ほとんど移民の歴史等は知らない人たちがほとんど。滋賀に暮らしていて、ブラジル人を普段見かけるけれど、いったいどういう背景を持って来ているのかは知らなかったという学生さんもいました。彼らに少しでも移民の歴史、今、日本に暮らすブラジル人の背景を知ってもらうことができました。

みんなに積極的にクラスに参加してもらえるよう、座席を円形にし、話の途中にも質問をどしどしはさんだりして、インターアクティブになるよう努めました。こういう機会をどんどん作って、若い人たちに伝えていきたいと思います。来週も別の大学の授業にうかがいます。授業のやり方にも工夫を加えて、より魅力あるものにしていきたいです。


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