南日本新聞 (2008.11.14)

鹿児島の南日本新聞、コラム「南風録」でご紹介いただいています。(2008.11.14)

http://373news.com/_column/nanp.php?ym=200811&storyid=13717

*ポレポレで映画をご覧になった鹿児島出身の方がお知らせして下さいました。ありがとうございます。


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今週末と11/28のトークイベントご案内 

今週末のトークのゲストは、22日(土)映画監督の羽田澄子さんです。82歳で現役、毎年のように新作を作られるその姿は後に続く者に勇気を与えています。最新作の「嗚呼、満蒙開拓団」は満州で生まれ育たれた羽田さんの深い思いが詰まった作品です。ブラジル移民と満蒙開拓は、これらのつながり、違いはなんなのでしょうか。羽田さんにお話をうかがってみたいと思います。

23日(日)のゲストは、ホベルト・マクスウェルさんです。自分でも映像を作るホベルトさんは、パメラ・畠さんとともに「ブラジルから来たおじいちゃん」のポルトガル語字幕を手伝ってくれました。彼は、ジャーナリスト、大学院生、ハバダス・クルチュラ・クラブのメンバーでもあります。「ブラジルから来たおじいちゃん」をどう見るか、また、自身の文化芸術活動についても語ってもらいたいと思います。

28日(金)には、映画監督の浜野佐知さんがゲストとしてかけつけてくださいます。10年前にドイツの映画祭でご一緒して以来のおつきあいです。いつも熱い思いを抱えて、エネルギッシュに映画作りに励んでおられ、毎回、新境地を広げていらっしゃいます。女性の映画作りについて語ってもらうつもりです。

*先週末のトークの様子は、こちらからどうぞ
http://umsenhordobrasil.sblo.jp/article/22986972.html
*23日(日)の上映後、東京外大の “SAMBA HOUSE”にうかがう予定です。VAMOS !
*24日(月、祝日)は、シネマテークたかさきにうかがいます!


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ポレポレ2週目、よろしくお願いします!

15日は、田中エリカさん、16日は、山本リカルドさんにトークのゲストとしてお出でいただきました。エリカさんは、日系3世として日本社会でブラジルと日本との本当の交流を図ることとはどういうことかについて、また、リカルドさんには、自身浜松でプラズマテレビを作る工場で労働していた時のことや、その中か ら写真を表現手段として見つけていったことなどを語っていただきました。時間の関係で、これからお話がさらに盛り上がるところでやなければいけなくて、とても残念でした。

ポレポレでの上映も1週間が過ぎました。これまで、本当にいろいろな方が見に来てくださり、うれしい限りです。7歳の小さなお子さんから89歳のおばあちゃん、ブラジル、韓国、アメリカ、ご自身があるいはご先祖さまがそれらの国のご出身の方たちなど。また、アルツハイマー病のお母さんとともにいらしてくださっ た方もいらっしゃいました。時間が短めなので、お連れしやすかったそうです。7歳の少年も「見てよかった」とおっしゃっていると、おばあ様からメイルをいただきました。また、日曜日には、会社勤めで忙しい方たちが、かけつけてくださいました。本当にいろいろな方にこの作品を楽しんでいただけるのだと、自信を深めています。

ご覧になった皆様、ぜひご家族、お友達、お知り合いの方たちに、どうぞおすすめくださいますよう、お願い申し上げます。

栗原奈名子

: ricardo-san2.JPG


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Leaving

写真家山本リカルドさんから、ポレポレロビーで開催中の写真展”Leaving”にテキストを寄せていただきました。
明日(16日)のトークイベントのゲストに山本リカルドさんをお迎え致します。
どうぞご来場下さい。

出発

栗原奈名子監督のドキュメンタリー映画「ブラジルから来たおじいちゃん」の主人公、紺野さんは、日本を出発し、よりよい人生を求めて、見知らぬ遠い土地への旅に出た。73年たって、彼の故郷に戻っても、そこは全く異なる、見覚えてのないものになってしまっている。
紺野さんと同じように、たくさんのブラジル人が、繁栄の夢を抱き、90年代に自分の国を出発したが、そこで見いだしたことは、自分たちが同じパラドックスの中にいることだ。それは、見知らぬ土地でよそ者として生きるということ。故郷と呼ぶ土地とのつながりを失い、得たものと失ったものの物語を築き上げる。その一方で、自分のアイデンティティを保つためにもがき、いつか彼らの出発が、ついには到着を見いだすだろうという希望を持ち続けるために苦悩している。

山本リカルド

〇山本リカルド
ブラジル人で東京在住のフリーランス・フォトグラファー。1991年に来日したのち、自動車やエレクトロニクスの工場に15年勤める。2001年からブラジル人コミュニティーの生活模様を写真に収めている。
http://www.ricardoyamamoto.com/

〇山本リカルド展開催中
GALLERY BOSSA(谷中)11/5(水)~11/17(月)
台東区谷中6丁目1-27 tel.03-3823-5952
http://www.yanakabossa.jp/gallery.html


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今週末のトークイベントご案内 11/15(土)、16(日)

今週末のトークのゲストは、お若い日系ブラジル人のお二人、山本リカルドさんと田中エリカさんです。ブラジルの若い人たちのエネルギーに接したい方は、 ぜひぜひおいでになってください。エネルギーあふれる新しい世界が開ける事請け合いです。
ご来場をお待ちしております!

15日(土)、ゲストにお迎えする、エリカさんは、現在、山梨県の国際交流員として大活躍しておられます。「ブラジルから来たおじいちゃん」の上映とトーク、宮沢和史さんのミニライブなどをエリカさんが総合的にプログラムしたイベント、VAMOS!(9月23日)は、大好評でした。日本語もポルガル語も両方に堪能で、ブラジルと日本の 交流に熱意を持って取り組んでいるエリカさんに、その情熱の源や、VAMOS!の様子や苦労話、また、今、彼女が何を必要と感じているかなどなど、うかがいたいと思っています。

「VAMOS」(9月23日)のレポートは、こちらからどうぞ。
http://umsenhordobrasil.sblo.jp/article/19899851.html

16日(日)のゲスト、リカルドさんは、写真家で、インターナショナル・プレスというブラジル人向けポルトガル語新聞に勤めています。自身、ブラジルから来て工場労働に15年 従事し、そんな中から同じ境遇にある同胞の写真を撮り始めました。そのシリーズが”Leaving”です。その中の4点がポレポレのロビーに展示されています。自分の元々いた所から引き離されて暮らす人々の哀感が伝わってくる、パワフルな写真です。彼のこれまでの経緯や”Leaving”についてお話しいただければと思っています。


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Volo (ウォロ)(2008.11月号)

市民活動総合情報誌 “Volo (ウォロ)”(2008年11月号)の市民視点の映画を紹介する<<共感シネマ館>>で「ブラジルから来たおじいちゃん」をご紹介いただいています。

http://www.osakavol.org/volo/volo0811cinema.pdf

お問い合わせ:
社会福祉法人大阪ボランティア協会 出版部
tel.06-6465-8395


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