人々を結びつける

滋賀で行なっているパーカッションのワークショップですが、次のステップに進む時期が来ました。

サンバを踊る活動をしてきたブラジル人学校の子どもたちと、パーカッションを演奏して合わせてはどうかというアイディアから始まりました。音楽を通して、地域のブラジル人住民との交流の場を作ろうというわけです。この2年少し、徐々に積み上げ、地域での伝統的お祭りに招かれて演奏するまでに至りました。

これからは、学校の子どもたちに加えて、地域のブラジル人に参加してもらいたい、さらに場を広げようとしています。ちょうど地域に住むブラジル人音楽家たちが次回から加わってくださるとのこと。また、日本人の若い人たちにもあちこちで呼びかけて、新たな参加者が増えそうです。

元々農業中心の、車がなければ移動しにくい地域で、異なった背景を持つ人たちを結びつけるのは、決して容易ではありません。しかし、このワークッショプは少しずつ前進しているし、運営に関わってくれている人たちが楽しんでくれていることがなによりです。

また、大阪や神戸からサンバチームの人たちがかけつけてくれ、都市と地方の交流にもなっています。サンバの魅力と子どもたちの笑顔、緑いっぱいの自然、違う文化に接するわくわく感、努力を重ねて、みんなが元気になる場を作っていければと思います。


ページのトップへ

今年初のパーカッション・ワークショップ

今日は今年初のパーカッション・ワークショップが開かれる。あいにく雨だが、開催場所には雨をよけられるスペースがあるので、そこで開く予定だ。子どもたち、誰が来るかな? 最近、小さい子たちが頑張ってくれているので、それも楽しみ。大阪からやって来るヂスペルタドールの皆さん、雨の中、安全運転でいらしてください。

今日は、ワークショップ後に運営に関わっている人と運営等について、いろいろ話し合う予定。さらに良いものにするためコンセプトや方向を明確にしていきたい。


ページのトップへ

市を楽しむ 

明治時代に建てられた庁舎やその周りのスペースにたくさんのお店が

美山高砂農園さんのトマト

今日、思わず手が伸びた野菜たちでさっそくサラダを

今日、京都府庁で「こだわりマルシェ12」が開かれた。今回、初めて行ってみた。府庁の旧本館とその前に、60にも及ぶお店が開かれている。クラフトの店などもあるが、メインは野菜農産物を加工したものを売るお店だ。マンドリンやギターの演奏などもあって、市らしい雰囲気を盛り上げている。

雨もあがって、鮮やかな緑の中、さわやかな気分で、あれこれのお店を見て回る。元気そうな野菜やそれぞれに工夫されたジャムやパンなどが、目に飛び込んでくる。一回りして、ハーモニクス珈琲堂のアイスカフェオレとブルージェ洛北で並んで買ったフレンチトーストでひと息つく。しっかりした味わいの珈琲に、なんとおいしいトーストか。京都一おいしいというふれこみ通り。

今晩のおかずに、野菜をと、もう一巡り。サニーレタス、赤たまねぎ、トマト、からし菜を手に入れる。家に帰って、さっそくサラダを作ったが、吸い込むように食べてしまった。トマトに特に感激。よくある単に甘いだけでなくて、そのものの味がする。エネルギーいっぱいの野菜たちが力を与えてくれる。とても幸せな気分になった。のんびりした雰囲気も良く、ニューヨークやバークレーのファーマーズ・マーケットのことを思い出した。

昨年の3月11日以降、子どもの頃、住んでいた家の庭のことが思い出されてしようがない。今年から友人と一緒に畑を始めたし、緑のカーテンにも力を入れている。植物を育てていると楽しいし、そうしないといられない気分だ。昨年、テレビの仕事を辞めて、農業に従事した若い友人もいる。今回のマルシェでも、無農薬の野菜を売ったり、加工品を売っている若い人たちが多い。こういう形で生きようとしている彼らに共感する。

作り手の顔を見て、野菜を手に入れることの安心。青空の下、新鮮な食べ物を手に入れられることの幸せ。人がこんなふうに集う市の楽しさを感じた。このマルシェ、数ヶ月に一度のようだが、毎週開いてもらいたい。そのうち、私も何かを持ってくる側に回りたいとも!


ページのトップへ

私の季節が:真剣緑のカーテン

 

 

琉球朝顔。昨年、手に入れた物を冬越しさせ、挿し木して増やしました

 

これからがわたしの季節!

 

これまで少しずつ緑のカーテンにトライしていました。必ずしも成功というわけではありませんでした。しかし、今年は真剣そのもので取り組んだところ、今のところ順調です。水やりが朝いちの日課になりました。

琉球朝顔は昨年、買ったものを室内で冬越しさせ、挿し木で増やしました。すでにこんなに茂って花も咲き出しています。最初葉が小さくて心配していたのですが、それもめきめき大きくなってきました。

ゴーヤは固定種の種を手に入れて、温水器の上で発芽させました。苗を植えましたが、双葉がいつのまにか欠けているのを発見。なんとダンゴムシがかじっていたのです。大急ぎでペットボトルで作った温室をかぶせて、守りました。難を逃れてすくすく育っています。

やはり葉を何者かにかじられているようなのですが、致命的ではなさそうなので、あまり気にしないでいます。

今年は植物たちに守られつつ夏を過ごせそうです。


ページのトップへ

水やりに通う

雨が少なく、植えたばかりの苗には水やりが不可欠です。ところが、畑まで片道1時間なので、しょっちゅう行けず、水の大好きなキュウリはなんだかかわいそうな姿に。今いち生育がよくありません。

聞くところによると、昭和21年以来の雨の少なさとのこと。確かにここ1ヶ月近くほとんど雨が降っていません。今日も曇ってはいるものの、雨の予報はありません。人事を尽くして天命を待つで、がんばって水やりに通おうと思います。

不安な世の中に強力なものに身を委ねたいと思うのは、自然な心の動きかもしれません。しかし、その強力なものの多くは、排他的であることで成立している幻にすぎません。まず自分にできることを尽くしてからと思う今日このごろです。

 

 


ページのトップへ